アオサギ 蒼鷺
Aosagi
Ardea cinerea
Grey heron

アオサギ ペリカン目サギ科アオサギ属
 たいてい単独で立ちんぼしている
 大型で灰色のサギ


アオサギについて



 「アオサギ」の「アオ」は「緑」でもなく「青」でもなく「蒼」です。「蒼」の意味を辞書等で調べてみると「深い青」「つやの無いくすんだ青」として使われるとのこと。実際のアオサギは確かに半分グレーで半分青というか紺色です。ちなみに英名ではGrey heron=灰色のサギですから、海外でもやはり青のイメージではなさそうです。
 アオサギは大型の水鳥としては人にもっとも身近で親しみのある鳥です。近場の水辺はもちろん、波が穏やかであれば海にもいますし、結構な山奥の渓流でも見かけます。
 非常に賢い鳥で、人が近づくと結構早いうちからさっさと逃げます。一方で車に乗っていれば、すぐ真横を通り過ぎても動じません。人の足元を見るというか、非常に小憎たらしい鳥でもあります。





「水辺のアオサギ 冬羽」 クリックで拡大します。

アオサギ 冬羽

都内
1024x682 px
2024/12/28
Nikon D500 Mode A
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR


 浅い池にいたアオサギ。冬羽のため全体的に色が薄目で、後ろ頭の飾り羽根もありません。
 



「森のアオサギ 冬羽」 クリックで拡大します。

森のアオサギ 冬羽

広島県府中市
1024x682 px
2014/10/04
Nikon D200 Mode A
Tamron A011 150-600mm / F5.6-6.3BR>  

 森林公園で見つけたアオサギです。すぐ横に渓流が流れている環境でした。




「湿地のアオサギ 夏羽」 クリックで拡大します。

アオサギ 夏羽

茨城県稲敷市
1024x682 px
2021/04/11
Nikon D500 Mode A
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR +
AF-S TC-14E III TC14E3


 こちらは夏羽姿のアオサギです。後ろ頭や胸の飾り羽根がきれいです。




「アオサギのアップ 冬」 クリックで拡大します。

アオサギのアップ 冬

岡山県井原市
1024x682 px
2026/01/29
Nikon Z6II Mode A
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR +
AF-S TC-14E III TC14E3


 真冬のアオサギです。しかし既に生殖羽っぽくボリュームのある派手な姿です。調べると、どうやらアオサギは1月のうちからだんだん飾り羽が伸びてくるようなので、こんなものなのかもしれませんね。それとも、この個体はかなり気が早い個体なのかも ?




「アオサギのアップ 夏羽」 クリックで拡大します。

アオサギのアップ 夏羽

北海道札幌市
1024x682 px
2024/06/28
Nikon D500 Mode A
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR +
AF-S TC-14E III TC14E3


 北海道のアオサギは繁殖のためにやってくる夏鳥です。顔回りに婚姻色が出ていて派手目な感じです。




「アオサギ 飛翔 1」 クリックで拡大します。

アオサギ 飛翔 1

茨城県行方市
1024x682 px
2024/01/06
Nikon D500 Mode A
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VRR


 アオサギの飛翔絵です。首がたたまれているので、安定して巡行飛行している姿です。




「アオサギ 飛翔 2」 クリックで拡大します。

アオサギ 飛翔 2

宮城県登米市
1024x682 px
2017/12/02
Nikon D500 Mode A
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VRR +
AF-S TC-14E III TC14E3


 アオサギの飛翔絵です。首が伸び始めていて着地寸前の絵です。




「アオサギ 着地」 クリックで拡大します。

アオサギ 着地

茨城県稲敷市
1024x682 px
2021/04/11
Nikon D500 Mode A
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VRR +
AF-S TC-14E III TC14E3


 アオサギが着地するところです。大きな翼を上手に使って優雅に降り立ちます。



観察データ

場所と回数:九州から北海道まで海(内湾・港湾が多い)、川(上流から河口まで)、湖沼、田んぼなど水辺ならおよそどこででも見られます。記録は各地で計133回ありました。

観察月と回数:

1月15 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
2月4  〇〇〇〇
3月9  〇〇〇〇〇〇〇〇〇
4月5  〇〇〇〇〇
5月8  〇〇〇〇〇〇〇〇
6月11 〇〇〇〇〇〇〇〇
7月4  〇〇〇〇
8月11 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
9月11 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
10月18 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
11月17 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
12月20 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
計133回

年中見られる鳥です。他のサギと同じく春先がきれいなように思いますが、トップ絵のように冬にきれいな姿をしていることもあり、時期的な当たり外れが読めない鳥でもあります。



  (トップ画像 アオサギ 2007/12/29 D200 300mmF4 広島県芦田川中流)

 初出:2014/10/20
 改訂:2018/8/11 観察データの追加
 改訂:2020/10/12 観察データの更新
 改訂:2021/08/16 サギ科へのリンクを追加、観察データを更新
 全面改訂:2024/2/1 全面書き直し
 改訂:2026/02/01 アップ絵を追加、観察データを更新